「くぐり抜け」の哲学
稲垣 諭
講談社
2024年02月29日頃
概要
触れるでも、素通りするでもなく、「くぐり抜け」てみる。現象学から文学、社会学、生物学、人類学、リハビリテーション医療、舞踏、ゲーム・プレイ、男性性ー現代社会の諸相に向き合い続けることで浮かび上がる「弱さ」の正体。個の強さが要請される今、他者とかかわり生き抜くための哲学的逍遙。共感とも感情移入とも違う、それは、「他者」を理解するための新しい方法論。
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あらきさんの感想・評価
水族館のくらげはいつだって自由気ままで、のらりくらりとした感じがなんかいいなあって思っていたけど、海で出会ったらほんと痛いやつだし、排水溝とかにへばりついて取れなくなったくらげとかさ、想像するだけでおそろしい、、 考えてみると私たちは、くらげに限らずいろいろなものに対して、あまりに手前勝手のイメージでとらえすぎてるかもしれない。 で、そんな私たち人間にはおそらく必須の「くぐり抜け」の作法。自分の思考の枠組みはカッコに入れて、他者の「環世界」を理解しようとする姿勢。 うん、確かに。さっそく世の中が少し違って見えてきた気がする!
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