家康、江戸を建てる
門井慶喜
祥伝社
2018年11月
概要
「北条家の関東二百四十万石を差し上げよう」天正十八年、落ちゆく小田原城を眺めつつ、関白豊臣秀吉は徳川家康に囁いた。その真意は、湿地ばかりが広がる土地と、豊穣な駿河、遠江、三河、甲斐、信濃との交換であった。家臣団が激怒する中、なぜか家康は要求を受け入れるーピンチをチャンスに変えた究極の天下人の、日本史上最大のプロジェクトが始まった!
ステータス
読んだ
メモ
東京の発展は家康のおかげということは常識だが、その発展の基礎を作り上げる事業を殊更意識することは無かった。 利根川の流れを変える大規模治水工事、上水道の整備、国産貨幣の製造、江戸城築城、それぞれの事業に人生を賭けて取り組んだ歴史には残らない先人たちの思いを想像し、胸が熱くなった。また家康の思慮深さ、スケールの大きさはやはり群を抜いていたのだと感じた。 家康、先人たちの遺した史跡を見に行きたい。
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