戦闘妖精・雪風〈改〉
神林長平
早川書房
2002年04月15日頃
概要
南極大陸に突如出現した超空間通路によって、地球への侵攻を開始した未知の異星体「ジャム」。反撃を開始した人類は、「通路」の彼方に存在する惑星フェアリイに実戦組織FAFを派遣した。戦術戦闘電子偵察機・雪風とともに、孤独な戦いを続ける特殊戦の深井零。その任務は、味方を犠牲にしてでも敵の情報を持ち帰るという非情かつ冷徹なものだったー。発表から20年、緻密な加筆訂正と新解説・新装幀でおくる改訂新版。
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お仕事用メモさんの感想・評価
雪風が言うならしゃーない。 まだ1作目なので、とりわけ空戦描写だったり、そもそも航空機の起動シークエンスだったりの解像度が緻密。 その瞬間に深井零が、パイロットとして何に視線を合わせて、どう行動してるかの一挙手一投足が全て脳内で映像として立ち上がるぐらいの解像度で一つ一つを見事に描写しきっている。 というか、 この解像度があるからこそ、続くグッドラックと、何よりアンブロークンアローの内面描写の深度がより深く重く伸し掛かるように出来てる。すごい! と都合良く考える事にする。 どちらかと言ったら神林先生の言語SFがとんでもなく好きなので、評価はここに落ち着くにせよ、比較の基準がそもそも3作目とだから実際はぶっちぎりの傑作。
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