カンガルー・ノート
安部 公房
新潮社
1995年01月30日頃
概要
ある朝突然、“かいわれ大根”が脛に自生していた男。訪れた医院で、麻酔を打たれ意識を失くした彼は、目覚めるとベッドに活り付けられていた。硫黄温泉行きを医者から宣告された彼を載せ、生命維持装置付きのベッドは、滑らかに動き出した…。坑道から運河へ、賽の河原から共同病室へー果てなき冥府巡りの末に彼が辿り着いた先とは?急逝が惜しまれる国際的作家の最後の長編!
ステータス
読んだ
あまくろさんの感想・評価
> ある朝突然、〈かいわれ大根〉が脛に自生していた男。 ←あらすじ1文目の時点ですでに面白い 安部公房は『砂の女』しか読んだことなかったけど、後輩から勧められて読んだら僕の好みにばっちりハマっていた 白昼夢みたいな不思議な話だけど、ちょいブラックなユーモアを節々に感じるテンポの良い文体・描写で、ニヤニヤしながら読める 採血上手の看護婦のお姉さんのキャラが良くて好き
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