MHX映画を早送りで観る人たち
映画を早送りで観る人たち

映画を早送りで観る人たち

稲田豊史

光文社

2022年04月13日頃

概要

なぜ映画や映像を早送り再生しながら観る人がいるのかー。なんのために?それで作品を味わったといえるのか?著者の大きな違和感と疑問から始まった取材は、やがてそうせざるを得ない切実さがこの社会を覆っているという事実に突き当たる。一体何がそうした視聴スタイルを生んだのか?いま映像や出版コンテンツはどのように受容されているのか?あまりに巨大すぎる消費社会の実態をあぶり出す意欲作。

ステータス

読んだ

MHXさんの感想・評価

6/22読了。Z世代は追い込まれている。24時間LINEで繋がって、常に誰かを意識せざるを得ない。ダイパやコスパで物事を判断し、無駄なことはしたくない。無駄を楽しむ余裕がない。首都圏大学生が、親からの仕送りで自由に使える金額の調査では、2020年度が18000円。1990年度が78000円。30年で1/4に減った。映画を早送りで観る人たちは、AmazonやNetflixなどのストリーマーが、エンタメの覇権を握った資本主義経済の副産物ともいえる。

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