やがて訪れる春のために
はらだ みずき
新潮社
2023年05月29日
概要
入院中の祖母から、庭の様子を見てきてほしいと頼まれた村上真芽(まめ)。彼女が目にしたのは、荒涼とした景色だった。花が咲き誇った庭に、しっかり者の祖母に、いったい何が起きたのか? 庭を復活させようとする真芽は、怪しげな隣人や家の売却計画など様々な困難に直面するが、幼なじみたちの力を借りながら奮闘する。バラ、クレマチス、ミントなど植物が彩る庭を舞台に描く、あなたのための物語。
ステータス
読んだ
えむりんさんの感想・評価
人の幸せは、他人には到底図れない。そして、自分の幸せは意外と身近にあるものだということを改めて思い知らせてくれる。 幼少期に体験した出来事は、当時は当たり前だと思っていたことでも、大人になってから振り返ると、それは当たり前なんかじゃなくて、自分にとっても宝物になっていることに気づく。やりたいこと、夢っていうのは案外過去の自分がもう見つけていて、それに気づいているかどうか。そして、勇気を出して心が動く方向に素直に行動できるか。それが大事だと思った。 真芽のおばあちゃんは、それに気づいていた。
この本を読んだ人の感想
ショップ
あなたの感想も、読書仲間へ
ブックミーで読んだ本を記録して、感想を共有できます。