永田鉄山 昭和陸軍「運命の男」
早坂 隆
文藝春秋
2015年06月19日頃
概要
昭和十年八月十二日午前、東京三宅坂の陸軍省で永田鉄山軍務局長が、相沢三郎中佐に斬殺された。軍内の長州閥打破、国家総動員体制の研究と、陸軍改革を指揮した「陸軍の至宝」は、なぜ事件に巻き込まれたのか。戦前昭和の大スキャンダルに迫る、力作評伝!
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やかずさんの感想・評価
本当?本当だとしてそれで戦争止められた? とつっこむ箇所があったものの、 国防論や総動員体制の実現に関して、相当有能な人物だったのだろう。 ただ作者が 「国防は国民全体で行うべき」思考と、永田びいきが所々垣間見えて(少なくとも自分にはそう思えた) 知識も信条もない自分には鵜呑みにはしない方が無難だと思った。 とは言え、このような感想を抱くこと自体、 自分自身も平和ボケしているのだろう。 断片的かつ偏った耳学問程度の知識で勝手な私見を述べると、 (戦争を)止める「実力、技術」があったのが永田鉄山で 止める「思想、信条」があったのは、永田より渡辺錠太郎だったように感じてしまった一冊。
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