少年殉教者(1)
松村 涼哉
KADOKAWA
2025年02月25日頃
概要
偶然ショート動画に収めたのは、真実をほのめかす、4秒間の〈殺人〉の手がかりだったーー 「オレは、ルールの下に死んでいく」--人気絶頂のなか、謎のメッセージを残し自ら命を絶った俳優SIN。 動画投稿に没頭する女子高生の詠歌は、ある出来事から、死の直前の彼の姿を偶然撮影してしまったことに気づく。不審人物が映り込む、たった4秒間の事件の手がかりーーSINは誰かに殺された? 憶測で過熱する報道を傍目に、詠歌は彼の死に疑問を抱く少年翔とともに真犯人を追う。だが、意味深な遺言に仕掛けられた謎に気づいた時、驚愕の事態にのまれていく。 25万部突破『15歳のテロリスト』松村涼哉が放つ、慟哭の衝撃ミステリー。2年ぶり待望の書き下ろし長編がついに!
ステータス
読んだ
叶夢さんの感想・評価
「ー生きるためのルールは、いつの日にか死ぬ理由に変わる。」 自分も常日頃苦しさを抱えて生きています。 たまに死にたくなる時もあります。人間だから。でも死にたいと思うと同時に生きたいと思う。そんな矛盾を抱えて生きています。 この本を読んでから「死」とはなにか。「死にたくなる」のはなぜなのか。少しわかった気がしました。 それぞれがそれぞれの苦悩を抱えて生きています。何か過ちを犯しても、その贖罪を背負って生きようとする人もいます。死にたいと思いながらも、なんとか一歩一歩、生活を立て直そうとする人もいます。 その人にしかわからない過去や悩みから他者が解放してあげることはできません。それでも心の内を伝えられるのは本人しかいません。だからこそ、僕も死にたくなる時がこれからまたきても「今日を生き延びようと思います。アナタと一緒に」
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