実は、拙者は。
白蔵盈太
双葉社
2024年05月15日
概要
深川佐賀町の裏店に住まう棒手振りの八五郎は、平凡かつ地味な男。人並み外れた影の薄さが悩みの種だが、独り身ゆえの気楽な貧乏暮らしを謳歌している。そんな八五郎は、ある夜、巷で噂の幽霊剣士「鳴かせの一柳斎」が旗本を襲う場に出くわす。物陰から固唾を呑んで闘いを見守る八五郎だが、一柳斎の正体が、隣の部屋に住まう浪人の雲井源次郎だと気づきー。影と秘密は江戸の華!?期待の新鋭が贈る、書き下ろし傑作時代小説。
ステータス
読んだ
チャロンさんの感想・評価
次々とみんなの正体が明らかになるスピード感がおもしろかったです。 みんなの正体自体は途中でなんとなく予想できるので意外性は少ないのですが、あまりに裏がある人が多すぎて、詰め込みすぎにも思えるし、そこがおもしろくもありました。 一番小物っぽい八五郎が地味に一番すごい能力を持っているというのもおもしろい! それにしても今読んでいる時代小説、すべてに永代橋が落ちた話が出てきていて、橋が落ちたのは実話ですごく大きな事件だったんだなとなんだか感慨深いです。
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