チャロン白色光の影を浚う
白色光の影を浚う

白色光の影を浚う

遠坂八重

祥伝社

2026年05月09日頃

概要

どうすれば、自分の罪から逃れられるだろう 六年前、七歳の少女が車に轢かれて亡くなった。 引きこもりになった少女の姉、その姉を見舞い続ける友人、運転手の息子。 事故に関わる人々の過去と現在が交わるとき、衝撃の真実が明らかになるーー 「死んだら永遠に休めます」の著者が贈る、 苦しくも温かい感涙必至のミステリー 「引きこもりの友人が、別人に入れ替わっている」 鎌倉の名門・冬汪高校に通う滝蓮司と卯月麗一は、学内便利屋「たこ糸研究会」の活動に勤しんでいる。ある日二人は、一年生の曽我朝美から奇妙な相談を受ける。朝美は長年、部屋に閉じこもる幼馴染・新藤文乃とドア越しに対話を試みてきたが、先月、部屋の中から聞こえた生活音や差し出されたメモの筆跡が、明らかに文乃のものではないというのだ。調査に乗り出す二人だが、文乃の引きこもりの原因を聞くなり、麗一の態度が一変する。文乃は、六年前の交通事故で妹を亡くしていた。そしてその事故には、麗一の父親が関わっていたーー つらい記憶に向き合う痛みとその先にある光を描く物語。

ステータス

読んだ

チャロンさんの感想・評価

子どもに勧められて読んだ本。「本と鍵の季節」に雰囲気が似ていました。 温かい雰囲気で終わったけど、2人の人物に対する嫌悪感がものすごくてモヤモヤが残りました。朝美に関しては罪を認め、償っているにも関わらず、そして私にしたら他人事にも関わらず、すごく腹が立って許したくありませんでした。 それだけ腹が立つくらいに、麗一とお父さんの関係は素敵なものでした。また、ずっと寄り添う蓮司との友情も尊かったです。 本当はなぜお父さんがそんなにも本気で麗一を受け入れ、父になってくれたのかとかも気になっていますが、それを麗一にも伝える前に亡くなってしまったんだろうなと思うと切ないです。 そして読み終わってから、ちょっとした違和感を覚えて調べてみたら、これはまさかの3巻でした。おもしろかったので1・2巻も読んでみたいと思います。

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