月の影 影の海(下) 十二国記
小野 不由美
新潮社
2012年07月
概要
「わたしは、必ず、生きて帰る」──流れ着いた巧国(こうこく)で、容赦なく襲い来る妖魔を相手に、戦い続ける陽子。度重なる裏切りで傷ついた心を救ったのは、〈半獣〉楽俊(らくしゅん)との出会いだった。陽子が故国へ戻る手掛かりを求めて、雁国(えんこく)の王を訪ねた二人に、過酷な運命を担う真相が明かされる。全ては、途轍(とてつ)もない「決断」への幕開けに過ぎなかった!
ステータス
読んだ
チャロンさんの感想・評価
陽子と一緒に、ようやくいろいろな謎が解けて状況が理解できるようになる巻。他人事として読んでいる私には「そういうことだったのか!」とスッキリするけど、当事者の陽子はよけい困惑するのも当然の事実でした。 最初に十二国記を知ったのが昔アニメで見たからで、そのときの印象が強すぎて、陽子が偽王軍に対して名乗りを上げるところも今作に書かれていると思ったら、そこは別の巻になりました。早くそこも読みたい!と思ったけど、順番でいうと次は陽子が主人公じゃなくてちょっとガッカリ。まぁ次の泰麒の話も好きなのでいいのですが。 初めて読んだときより自分が大人になっていた分、親目線で読んでしまうところもあり、特に陽子の本当の両親が卵果を失ったであろうという説明は、あっさり書かれているのになんだか泣けてしまいました。
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