月の影 影の海(上) 十二国記
小野 不由美
新潮社
2012年07月
概要
「お捜し申し上げました」──女子高生の陽子の許に、ケイキと名乗る男が現れ、跪く。そして海を潜り抜け、地図にない異界へと連れ去った。男とはぐれ一人彷徨(さまよ)う陽子は、出会う者に裏切られ、異形(いぎょう)の獣には襲われる。なぜ異邦(ここ)へ来たのか、戦わねばならないのか。怒濤(どとう)のごとく押し寄せる苦難を前に、故国へ帰還を誓う少女の「生」への執着が迸(ほとばし)る。シリーズ本編となる衝撃の第一作。
ステータス
読んだ
チャロンさんの感想・評価
何回も読んでいるのに、たまにまた読み返したくなる本です。 異世界転生ものに近いのですが、異世界転生ものって今までとは常識などなにもかもが違うはずなのに、前世の記憶やチートな能力で何でも上手くいってしまうイメージ。それはそれでおもしろいんだけど、リアルに異世界に突然飛ばされたら、陽子みたいに泣いたりパニックになったり途方にくれたりするんだろうなと思います。場面も心情も丁寧に書かれているから、読んでいて少し辛いです。 ただ、なんだかんだ陽子もチート能力持ちではあるため、本当のリアルに異世界に飛ばされた人は、陽子が唯一出会った海客のおじいさんみたいになってしまうんだろうな。
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