レーエンデ国物語 月と太陽
多崎 礼
講談社
2023年08月09日
概要
名家の少年・ルチアーノは屋敷を何者かに襲撃され、レーエンデ東部の村にたどり着く。そこで怪力無双の少女・テッサと出会った。藁葺き屋根の村景や活気あふれる炭鉱、色とりどりの収穫祭に触れ、ルチアーノは身分を捨てて、ここで生きることを決める。しかし、その生活は長く続かなかった。村の危機を救うため、テッサは戦場に出ることを決める。ルチアーノと結婚の約束を残してー。封鎖された古代樹の森、孤島城に住む法皇、変わりゆく世界。あの日の決断が国の運命を変えたことを、二人はまだ知らない。大人のための王道ファンタジー。
ステータス
読んだ
チャロンさんの感想・評価
【軽くネタバレ】 1巻のユリアたちが伝説となるくらい時が経ったエーレンデ国の話。 前作よりファンタジー感が少なくなっており、戦争、革命の話がメインのため、殺人、性暴力など残虐なシーンが多く書かれていました。 前作でよく分からなかった神の御子について、もう少し具体的なことが分かるかと思ったけれど今作でもよく分かりませんでした。 もう1つよく分からなかったのが、ルチアーノが残虐王になってしまった理由。 その地位につけたのなら、テッサの願いを成就させることができたはずなのに、なぜ真逆の王になってしまったのか不思議でした。 序章の時点で残虐王になることは分かっていましたが、闇落ちするなにかがあったのか、それとも敵側から見たときに残虐なだけなのか、どちらかだろうと思っていたのですがそうではなさそうな… ずっと応援していたのに最後の最後で残虐王になってしまったのが残念すぎます。
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