滅びの前のシャングリラ
凪良ゆう
中央公論新社
2024年01月23日
概要
「明日死ねたら楽なのにとずっと夢見ていた。 なのに最期の最期になって、もう少し生きてみてもよかったと思っている」 「一ヶ月後、小惑星が衝突し、地球は滅びる」。学校でいじめを受ける友樹、人を殺したヤクザの信士、恋人から逃げ出した静香。そしてーー荒廃していく世界の中で、人生をうまく生きられなかった人びとは、最期の時までをどう過ごすのか。滅びゆく運命の中で、幸せについて問う傑作。 〈巻末対談〉新井素子×凪良ゆう
ステータス
読んだ
ぴーすさんの感想・評価
「地球は1ヶ月後に滅びます」と言われたら自分はどうするんだろうか、、、死は誰にでも平等に訪れるものなのに、いざそう言われると全く想像できなくて、私は無性に悔しいなと思った。まだ知らないこと、やってみたいことはたくさんあるのに!でもその怒りのぶつける場所がなくて、どうしようもなくやるせない気持ちになるんじゃないかと思う。 文中の表現や言葉の一つ一つがリアルで綺麗で繊細に描写されていたと思う。死を目の前にして、どう生きるのか、どう過ごすのか、人間の汚い部分も、醜いところも、温かいところも全てが詰まった一冊だった。
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