人は2000連休を与えられるとどうなるのか?
上田 啓太
河出書房新社
2022年04月27日頃
概要
仕事のない解放感を味わう。将来への不安を感じはじめる。昔を思い出して鬱になる。図書館に通って本を読む。行動を分単位で記録する。文字を読むことをやめてみる。人間のデータベースを作る。封印していた感情を書き出す。「自分」が薄れる。鏡に向かって「おまえは誰だ?」と言い続ける。自分にも他人にも現実感が持てなくなる…。累計1000万PVの奇才が放つ衝撃のドキュメント。
ステータス
読んだ
しなやかなババアさんの感想・評価
タイトルに引き込まれたことと、ブックカバーがポップで可愛くて気付いたら購入。サブカルチャー風味の中身を想定していたが、ところがどっこい中身は「実際に自ら2000連休を体験した人」の「実録ノンフィクション」であり、決してコミカルに読める代物ではなかった。あるときは日記、あるときはエッセイ、あるときは哲学書と、表情をかえる不思議な読み物だった。考えることに脳のリソースを全寄せすると少しずつ俗世から離れていくという恐怖を味わえる。
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