増補版 九十歳。何がめでたい
佐藤 愛子
小学館
2021年08月06日
概要
追悼 愛子先生ありがとうございました。 2017年「年間ベストセラー総合第1位」(日販・トーハン調べ)のエッセイ集が待望の文庫化。新たに本書が売れに売れた後の「怒濤狂瀾の日々」を綴ったエッセイや、旭日小綬章を受章した際の爆笑記者会見の模様、畏友・瀬戸内寂聴さんの解説を収録しています。 2024年には映画化もされ、本作と続編エッセイ集『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』(増補版として文庫化)とあわせてシリーズ累計187万部を超えています。 小学生からお年寄りまで世代を超えてゲラゲラ笑いころげる面白さで、各界の著名人も笑って泣いて大絶賛! ◎安藤優子さん 「とにかく痛快でした。言いたいこと言って、縦横無尽に切りまくる。でも不思議なくらい温かい」 ◎辻村深月さん 「読み終えて本を閉じ、思わずにはいられなかった。九十歳、それでもやっぱりおめでたい、と」 ◎又吉直樹さん 「本を読んで、久しぶりに笑いました!」 2018年に亡くなった落語家・桂歌丸さんは「この本は年寄りの教科書。佐藤さんの“角張った生き様"は老い先短い自分がどこに向かうか考える上で、とても参考になりました」と仰っていました。 【編集担当からのおすすめ情報】 単行本は驚くほどたくさんのかたに読んで頂けて、編集部には2万通をお超える読者ハガキが届きました。久しぶりにゲラゲラ笑って元気になった、親や祖父母の気持ちがわかった、自分も佐藤さんのようになりたい……1冊の本が世代を超えてたくさんの方に楽しんで頂けたことをとても嬉しく思っています。 『九十歳。何がめでたい』というタイトルには、佐藤さん曰く「ヤケクソが籠っています」。一度は断筆を宣言し作家人生の幕を下ろした佐藤さんが再び万年筆を執って綴った本書には「暴れ猪」佐藤節が全開。自分の身体に次々に起こる「故障」を嘆き、時代の「進歩」を怒る、その硬軟織り交ぜた文章には人生を生き抜く「金言」が満載です。 今の世の中を一言でいえば「いちいちうるせえ」--という本書の言葉は大きな反響を呼びました。平成から令和へと時代が移った今、佐藤さんの言葉は古くなるどころか、ますます光ります。単行本を読んで下さった皆さんにも手に取ってもらいたいと思って今回、文庫化にあたって、佐藤さんのインタビューや『九十歳』のその後の原稿も新たに収録しています。ぜひお楽しみ下さい。
ステータス
読んだ
しなやかなババアさんの感想・評価
エッセイが読みたいご時世(わたし比)なので、色々な人の色々な目線のエッセイを読み漁っている。 90歳を超えた人が書いたエッセイ、90歳を超えて見えてくる景色を知りたいと思い、手に取った。 大正、昭和、平成、令和、四つの激動の時代を生き抜いた佐藤愛子さん。歯に衣着せぬ物言いは、長生きだから、ではなく、彼女だから書ける文章がある。 彼女の目線で綴られたパワフルな言葉たちに、言いたいことが言えない現代の小心者たちは勇気づけられるんだろうなと思った。 長生きがめでたいかは私には分からない。 ただ、この人が長く生きてくれたこと、現代に対する目線をありのままの言葉で残してくれていたという事実を、私はめでたいと感じた。
この本を読んだ人の感想
ショップ
いいね!
あなたの感想も、読書仲間へ
ブックミーで読んだ本を記録して、感想を共有できます。