行動経済学が最強の学問である
相良 奈美香
SBクリエイティブ
2023年06月05日
概要
【15万部突破のベストセラー!!】 【いま一番売れてる「行動経済学」 の本!!】 ビジネスパーソンにとって、 行動経済学ほど「イケてる学問」はない。 現に世界のビジネス界では、 その影響力はますます強まっている。 いま世界の名だたるトップ企業の間で、 「行動経済学を学んだ人材」の争奪戦が、 頻繁に繰り広げられている。 1人の人材獲得に何千万円もの資金が動き、 企業には「行動経済学チーム」までできている。 ビジネス界の要請を受けた世界のトップ大学が、 次々と「行動経済学部」を新設し始めている。 MBAのように、多くのビジネスパーソンが 行動経済学を学びに集まっている。 もはや行動経済学は、 「ビジネスパーソンが最も身につけるべき教養」 となっているのだ。 しかし、行動経済学は新しい学問であるが故に、 これまで体系化されてこなかった。 理論を一つ一つ丸暗記するしかなく、 なかなか「本質」がつかめなかった。 そこで本書では、基礎知識をおさえた上で、 「ナッジ理論」「システム1vsシステム2」 「プロスペクト理論」から、 「身体的認知」「アフェクト」「不確実性理論」 「パワー・オブ・ビコーズ」まで、 「主要理論」を初めて体系化するという、 これまでにない手法で、行動経済学を解説する。 【目次】 ■プロローグ いま世界のビジネスエリートがこぞって学ぶのが「行動経済学」 ■ 序 章 本書といわゆる「行動経済学入門」の違い ■ 第1章 認知のクセーー脳の「認知のクセ」が人の意思決定に影響する ■ 第2章 状況ーー置かれた「状況」が人の意思決定に影響する ■ 第3章 感情ーーその時の「感情」が人の意思決定に影響する ■エピローグ あなたの「日常を取り巻く」行動経済学
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メモ
楽観バイアス 計画の誤謬、あらゆる計画は所要時間や予算を甘く見積もって計画してしまうがために失敗する 快楽適応 人は何が起こっても繰り返しベースラインの幸福度に戻る デレシーション・ヒューリスティック サービスの内容よりも、かかった時間で評価してしまう認知の癖 結論に至るまでの思考の過程を言うと良い 状況 親近効果 初頭効果 最初と最後は印象に残りやすい。初頭効果は長期的効果、親近効果は短期的に強い効果。 単純存在効果 周りに人がいると影響を受ける。高いものを買うな…
楽観バイアス 計画の誤謬、あらゆる計画は所要時間や予算を甘く見積もって計画してしまうがために失敗する 快楽適応 人は何が起こっても繰り返しベースラインの幸福度に戻る デレシーション・ヒューリスティック サービスの内容よりも、かかった時間で評価してしまう認知の癖 結論に至るまでの思考の過程を言うと良い 状況 親近効果 初頭効果 最初と最後は印象に残りやすい。初頭効果は長期的効果、親近効果は短期的に強い効果。 単純存在効果 周りに人がいると影響を受ける。高いものを買うなど 過剰正当化効果 外発的要因によって内発的動機によるモチベーションが下がること。例えば、趣味でやってたお手伝いに報酬が支払われるようになったことなど。 情報オーバーロード 情報が多すぎて生産性が低下。心理的身体的な負荷。情報を取り逃がすことの恐怖から。メールチェックなど。 選択オーバーロード 選択肢が多すぎて選びたいのに選べない プライミング効果 何かしらの刺激が無意識に働きかける。 フレーミング効果 同一の内容であっても何を強調するかによって受け手の意思決定が変わる。 プロスペクト理論 ポジティブフレームかネガティブフレームかによって受けての行動が変わる 並列評価と単独評価 おとり効果 デフォルト アンカリング効果 最初に提示されたものが基準になる。よく触れる製品は使えない基準を知っているため パワーオブビコーズ 理由をつけると受け入れてもらいやすくなる。理由はなんでも良い、〜なので 自立性バイアス 自分の意思で決めたと思い込みたい。自分の意思で決めさせる要素を作る。 時間帯の影響 疲れている脳は決定をしたくなくなる。デフォルトのシステム1が作用。朝など脳がスッキリしている時はシステム2が起動。 感情移入のギャップ 未来の自分を理想化してしまう 感情 アフェクトと認知の近道 一瞬よぎる微妙な感情がその後の認知行動に影響する。潜在意識への働きかけなどにも応用できる。 ポジティブアフェクトとネガティブアフェクト ポジティブやネガティブな事柄を見る聞くと自分の感情にもそれが伝染する。 ポジティブ→心理的所有感、保有効果 ネガティブ 認知的再評価による対抗、ネガティブなことを認知して再評価し、ポジティブな考え方に転換するとなおよし、ポジティブな言葉や考えを発して挑む キャッシュレス効果 お金は所有感がある方が大事に使う。 キャッシュレス、ポイントなどは消費の間隔が低い。円の表示がないことでも同様。 幸せをお金で買う 経験を買う、稀なご褒美にする、時間を買う、先払いをする、人に投資する コントロール感 自分でコントロールできてると思ってる時にネガティブアフェクトは減る。コントロールされていると感じている人は境界効果を受けやすい。逆に富裕層などコントロールされていないと思っている人は開放的なデザインが好みの傾向。 不確実性 不確実な事象に対してネガティブな感情を生み出す。がんかも→がんですの場合がんとわかった瞬間はストレス値が上がるがその後はストレス値が減少。 希望的な不確実性はポジティブな感情。人はポジティブアフェクトが強い希望的な事象に対して、数字的な面よりも感情的な面を優先して判断してしまう。 自己理解と他者理解の重要性 促進焦点と予防焦点 最大化か満足化 楽観か後悔回避 実践 他者の存在に影響を受ける ホテルのタオル再利用を呼びかける文において、他者を具体的にする(宿泊者と同じ所属である)具体的にすると、再利用率が上がる。 デフォルト効果 契約時のチェックボックス
うしさんの感想・評価
行動経済学という言葉は初めて聞いたが、私の興味にどストレートな内容だった。行動経済学は経済学と心理学を融合させたような学問であるが、ビジネスやコミュニケーション、自己を理解する上で大きな助けになると感じた。また、「影響力の武器」という本でも同じような内容はあるが、本書は枠組みと分類により行動経済学の理解が促進される内容となっている。
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