継体天皇
河内春人
中央公論新社
2026年05月22日頃
概要
5世紀以前、複数の王族集団から適格者が即位していた大王。だが6世紀初頭、北陸からヤマト王権の有力豪族の招聘によって、王権との血縁が不確かな継体天皇が即位する。彼はどのような背景を持ち、なぜ即位できたのか。あるいは新王朝だったのかーー。 王位継承後、朝鮮半島の新羅、九州の国造磐井など敵対勢力と向き合い、反乱を収め権威を確立していく。血統重視の世襲による天皇家を創った「始祖王」継体天皇と、6世紀の倭の実態を描く。
ステータス
読んだ
ばんウォンさんの感想・評価
ちょっとアカデミック要素があって読みにくかったけど、最後までなんとなく読んだ。 継体天皇。北陸から突如として現れた古代の天皇。古代においては、男系継承が一番というよりも、どの大王集団から天皇を出すか、ということや中央集権をどのように維持していくかが大事であったことがわかった。北陸で実績もあり、遠縁ではあるけれど能力の高い継体天皇に白羽の矢が立ったということなのだと思う。まだ日本が1つになりきれていない中でどのように中央集権体制を維持していくかが重要だったことが分かった本だった。だからこそ、1500年以上も継承してきた男系継承の意味は重いと感じる。もはや時代のうねりで決めて良い歴史の幅を超えていると感じた。
この本を読んだ人の感想
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