さら52ヘルツのクジラたち
52ヘルツのクジラたち

52ヘルツのクジラたち

町田 そのこ

中央公論新社

2020年04月21日頃

概要

「わたしは、あんたの誰にも届かない52ヘルツの声を聴くよ」 自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。 孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会う時、新たな魂の物語が生まれる。 注目作家・町田そのこの初長編作品!

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さらさんの感想・評価

13歳の少年とキコが出会って人生を生き抜いていく物語。少年は自宅で虐待を受けており周りには親しい親族はおらず、頼れる大人がいない。本名キコ、あだ名としてキナコと呼ばれる彼女は幼い頃から同じく虐待を受けていて心身共に苦しい人生を送っていた。アンさんに出会うまでは。アンさんが彼女を腐りきった家庭から救い出し、彼女に第二の人生を与えた。 少年は母からムシ呼ばわりされ、彼は幼少期に舌に煙草を押し込まれたトラウマから話せなくなってしまった。キナコは彼に52と名前をつけて一緒に住むことに。 キナコの過去にあった出来事、アンさんとの関係、更に52との関係、そして未来に向けて歩みを進める書記だったが、終始私には心が苦しくなるうな内容ばかりだった。最後には涙を流しながら読み終えました。

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