そして、バトンは渡された
瀬尾 まいこ
文藝春秋
2020年09月02日
概要
家族よりも大切な家族 幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。 その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない“父”と暮らす。 血の繋がらない親の間をリレーされながらも、出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つときーー。 大絶賛の2019年本屋大賞受賞作。 解説・上白石萌音
ステータス
読んだ
レバニラさんの感想・評価
劇的な事件は何も起こらないけど、人の家の話というだけで興味深い。グイグイ引き込む面白さと、主な登場人物がみんないい人で、生姜が効いた野菜たっぷりのスープを飲んでいるような、幸せな話だった。自分の明日と希望に満ちた可能性いっぱいの明日、2つの明日がある。自分の子どもじゃなくて他人の子どもと暮らす事になった時、こんな風に思えるなんて。森宮さんも素敵な人だが、梨花さんが相当素敵だった。出産も赤ちゃんのお世話もスキップしてお母さんになれてラッキーって、なかなか思えないよ。グランドピアノのために再婚できないよ。
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