今夜、すべてのバーで
中島 らも
講談社
1994年03月
概要
薄紫の香腺液の結晶を、澄んだ水に落とす。甘酸っぱく、すがすがしい香りがひろがり、それを一口ふくむと、口の中で冷たい玉がはじけるような…。アルコールにとりつかれた男・小島容が往き来する、幻覚の世界と妙に覚めた日常そして周囲の個性的な人々を描いた傑作長篇小説。吉川英治文学新人賞受賞作。
ステータス
読んだ
みはさんの感想・評価
アルコール中毒男の入院生活と回想を描いた長編。アル中について詳細に書いていて興味深かった。淡々とした内容だけど全く飽きずに夢中で読めた。なんだか温かくてどこか切ない。アル中本人の苦しみ、周囲の人間の苦しみ、死の冷たさと人のあたたかさ…それでも人は変わらないし現実は続いていく。
この本を読んだ人の感想
ショップ
いいね!
あなたの感想も、読書仲間へ
ブックミーで読んだ本を記録して、感想を共有できます。