四萠山端規(ヨモヤマハナキ)君の手が語ること
君の手が語ること

君の手が語ること

デビット・ゾペティ

田畑書店

2025年10月17日頃

概要

国文学教授で還暦を迎えるベルギー人の「僕」と岐阜に住む看護師の梓は、手話の世界を通じて出会い、互いに惹かれあう。梓の住む岐阜での逢瀬で梓の抱える闇を感じながら、二人の愛はデフリンピック会場で意外な展開を迎える。(小川洋子氏・推薦) ──無言と無音は違う。沈黙の中でも言葉は行き交う。そういう言葉は、まるで今、心から取り出したばかりとでもいうような、ほのかな温もりを帯びている。僕と梓の間に描かれた指の軌跡が、まぶたの裏に映ったままいつまでも消えないのは、その温もりのせいだろう。                 小川洋子

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