この世界からは出ていくけれど
キム・チョヨプ/カン・バンファ/ユン・ジヨン
早川書房
2025年09月18日頃
概要
人より何十倍も遅い時間の中で生きる姉との葛藤を描く「キャビン方程式」など、社会の多数派と少数派が共存を試みる7つの物語。
ステータス
読んだ
しろくまさんの感想・評価
韓国SFであるこの作品。短編集。 内容はしっかりSFで目も耳も届かない遠い時空の話に思われるのに、内容にはいつも共感を禁じ得ない。 なぜこんなにもするりと読ませてくれ、するりと心の中に入ってくるのだろう。 この作品のおかげで、社会の中で無意識的に感じていた生きづらさがやっと意識の表層に上がってきた感覚がある。 どの話も決してハッピーエンドではないが、スッキリとした悲しさや切なさが逆に心を癒してくれる感覚。癖になりそう。
この本を読んだ人の感想
ショップ
いいね!
あなたの感想も、読書仲間へ
ブックミーで読んだ本を記録して、感想を共有できます。