しろくま秋雨物語
秋雨物語

秋雨物語

貴志 祐介

KADOKAWA

2024年10月25日頃

概要

失踪した作家・青山黎明が遺した原稿には、彼が長年悩まされていた謎の転移現象の体験が記されていた。霊能者を招くなど転移が起きないよう試みていた青山だが、更なる悪夢に引きずり込まれていくーー(「フーグ」)。前世の報いを背負った青年の生き地獄、この世のものとは思えない絶唱を残したレコード、人生の窮地に立たされた4人が挑む命がけのこっくりさん。秋雨の降るなかで、深い絶望へ誘われる至高のホラー4編を収録。 餓鬼の田 フーグ 白鳥の歌 こっくりさん 解説 杉江松恋

ステータス

読んだ

しろくまさんの感想・評価

短編集です。 さすが貴志さん。全部面白い。ホラーだけどいわゆる霊的な怖さではないです。 この本でいろんな形の恐怖を教えてもらいました。 中でも一番好きなのはやっぱり「フーグ」でしょうか。 かなり簡単に言うと、ある作家が謎の転移現象に悩まされるお話です。転移先の景色がありありと想像できる筆致は流石としか言いようがありません。 他の話も短編にするには勿体無いほど濃い話が多く、次の話を読むにはすぐに気持ちが切り替わらないほど。かなり満足度が高い一冊でした。

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