列
中村 文則
講談社
2023年10月05日
概要
男はいつの間にか、奇妙な列に並んでいた。 先が見えず、最後尾も見えない。そして誰もが、自分がなぜ並んでいるのかわからない。 男は、ある動物の研究者のはずだった。 現代に生きる人間の姿を、深く、深く見通すーー。 競い合い、比べ合う社会の中で、私達はどう生きればいいのか。 この奇妙な列から、出ることはできるのだろうか。 ページをめくる手が徐々に止まらなくなる、最高傑作の呼び声も高い、著者渾身の一作。
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