契約結婚はじめました。 〜椿屋敷の偽夫婦〜
白川 紺子/わみず
集英社
2017年05月19日頃
概要
寿町四丁目にある、通称“椿屋敷”。そこに住む柊一は、若くして隠居暮らしをしているため、若隠居と呼ばれている。そんな彼のもとに嫁いできた、十九歳の香澄。しかしそこには秘密があった。ふたりは利害の一致から結婚した、偽装夫婦なのだ。町の相談役である柊一のもとには、たびたび近所から相談が持ち込まれるがー。「家」が語る、わけありな人々の物語。
ステータス
読んだ
九pさんの感想・評価
ある日偶然出会った二人が、幾つかの約束事をして、契約結婚した話。 どちらも若いけれど、老夫婦の様な、ほっこりするやり取りを重ねていて、読んでいて癒される。 二人が住んでいる椿屋敷という家が、第三者視点で状況を語ってくれるという話の進み方も珍しくて面白いし、夫の柊一を頼って、近所の人を始め、様々な人が代わるがわる相談にやって来るのも、リンクした短編集を読んでいる様で途中で飽きたりという事がなかった。 契約結婚だから、お互い踏み込まない様にしてるけれど、相手を想う気持ちに少しずつ変化が見られて行っていて、続きも気になる。
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