歴史の本質をつかむ「世界史」の読み方
伊藤 敏
ベレ出版
2023年03月24日頃
概要
世界史の各時代を成り立たせている根本的な要素や性質(=歴史の本質)を徹底的に読み解き、「世界史を再発見」する一冊。 個々の歴史事象は単独で起きているわけではありません。歴史にはそれぞれの時代を方向づけている原動力となるものがあります。本書では、まず通史で世界史を俯瞰したあと、各時代の本質的な特色をあぶり出しながら、世界史の全体像をつかみつつ、歴史の「なぜ」を明らかにしていきます。さらに歴史の細部を丹念に読み解いていくことによって、より具体的に時代に通底する本質に触れることができ、歴史の理解が深まります。 本書を読み進めるほど、耳にしたことのある断片的な世界史の知識が高次元でつながり、さらなる知的興奮を覚えることができるでしょう。 第1部 世界史を俯瞰するための通史 第1章 古代 第2章 中世 第3章 近世 第4章 近代 第2部 時代区分から読み解く歴史の本質 第1章 古代とは? 1 そもそも時代区分とは?-「特徴」=「システム」 2 都市国家と領域国家 3 「世界帝国」-古代の集大成 第2章 中世とは? 1 ヨーロッパにしかない時代、中世 2 2度の民族大移動が中世を作った 3 「ヨーロッパ世界」の誕生ーキリスト教の時代が完成 4 第二次民族大移動ー「外部勢力」と地方分権の時代 第3章 近世とは? 1 どっちつかずの時代?? 2 大航海時代ー商業の時代! 3 近代世界システムー「世界の一体化」が始まる! 第4章 近代とは? 1 産業革命ー大量生産の時代が到来 2 ナショナリズムー前近代に「国民」はいなかった!! 終章 世界史の全体像ー古代、中世、近世、近代を整理する 第3部 世界史を再発見する歴史の視点ーより深い理解へ導く見方 第1章 交通網がつないだ帝国ーすべての帝国は道を通す! 1 帝国が必ず手掛けるものとは?? 2 ローマ街道ー街道から広がるローマ支配 3 ユダヤ教の成立ー一神教という画期的宗教! 4 キリスト教ー布教が世界を席巻する! 第2章 中世と馬ー1241年、東西の騎馬が対峙したとき 1 「騎士」とは何か? 2 騎士の戦術ー馬具が決定づけた「衝突撃」 3 騎馬遊牧民と馬ー交易と戦闘のエキスパートたち 4 1241年、モヒの戦いーヨーロッパと騎馬遊牧民、決戦の舞台 第3章 辺境から始まった近現代 1 近代はスイスより始まる? 2 資本主義の拡大ーカルヴァンと予定説 3 もうひとつの近代ー社会主義の根源
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