きみはだれかのどうでもいい人
伊藤 朱里
小学館
2021年09月07日
概要
地方の県税事務所に勤める、年齢も立場も異なる4人の女性たち。同期の休職で急遽異動させられかつての出世コースに戻ろうと細心の注意を払う若手職員の中沢環(第1章・「キキララは二十歳まで」)、週に一度の娘との電話を心の支えに業務を適当に乗り切るベテランパートの田邊陽子(第3章・「きみはだれかのどうでもいい人」)など、それぞれの見ている景色は同じようで、まったく違っていてー。職場で傷つき、傷つけたことのあるすべての人に贈る、共感度MAXの新感覚同僚小説!解説は、単行本時より絶賛の言葉を寄せてくださっていた島本理生さんです。
ステータス
読んだ
のーんさんの感想・評価
県税事務所・納税部門で働く女性たちのオムニバス形式の人間ドラマ。 全く違うタイプのはずなのに何故か幸せそうな人は一人もいない。 他人の悪口、非難、怒りなどの気の滅入る話が続く。 同じように、他人でなく自分を責めて、心の病におちいる。 「許すけど忘れない」と「忘れるけど許さない」
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