Phantom ファントム
羽田 圭介
文藝春秋
2024年09月04日
概要
FIREの先は薔薇色なのか 外資系食料品メーカーの事務職として働く元地下アイドルの華美は、 生活費を切り詰め株に投資することで、 給与収入と同じ配当を生む分身(システム)の構築を目論んでいる。 恋人の直幸は「使わないお金は死んでいる」と華美を笑うが、 とある人物率いるオンラインコミュニティ活動にのめり込んでゆく。 そのアップデートされた物々交換の世界は、 マネーゲームに明け暮れる現代の金融システムを乗り越えゆくのだ、と。 やがて会員たちと集団生活を始めた直幸を取り戻すべく、 華美は《分身》の力を使おうとするのだが……。 高度に発達した資本主義、その欠陥を衝くように生まれる新たな幻影。 自らの価値観と生き方を問われる、いま読まれるべき傑作小説!
ステータス
読んだ
じゅりんこさんの感想・評価
面白かったし濃かった。オウムのことをずっと考えていた。 20代女子の軽自動車と高齢者の高級な車がぶつかったあのシーンが現代日本の象徴という感じがした。
この本を読んだ人の感想
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