じゅりんこ高台にある家
高台にある家

高台にある家

水村節子

中央公論新社

2012年09月

概要

ベストセラー『母の遺産ー新聞小説』の“母”による自伝的小説。五歳の時に預けられた、横浜にあるハイカラな家。この家の娘であったらと夢見る少女は、関西の長屋で、無教養な母と若い父のもとに育つ。やがて、芸者だった母の過去と、自分が庶子であるという事実が明らかになり…。明治から昭和を逞しく生き抜いた母娘を描く。

ステータス

読んだ

じゅりんこさんの感想・評価

めちゃくちゃ面白かった。水村美苗のお母さんの自伝的小説。ディティールが今は無くなってしまったような日本語でしっかりと書かれていて、大阪の長屋の空気の澱み、高台の風の通り、一昔前の多種多様な出自、親族の近さをどっぷりと味わった。水村美苗が手を入れているだけあって、本当に素晴らしかった。 『母の遺産』を読み直したくなったけど、どこを探してもない‼️ 気が狂いそう!今すぐ読みたいのになぜ本棚にないのか!!

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