ヒトミ銀婚式
銀婚式

銀婚式

モーヴ・ビンキ/安次嶺佳子

扶桑社

1996年12月

概要

まもなく結婚25周年を迎えるドイル夫妻ーダブリンの名家出身の妻ディアドリと、西アイルランドの農家に生まれた夫デズモンドの二人は、若き日に故郷を捨てロンドンで電撃的な結婚をした。子供は3人いたが、長女は不倫相手と同棲し、次女は人生から逃げるように修道院へ、そして息子は父の故郷アイルランドの農場へ…。銀婚式に招待された人々は、互いに交錯し合った人生を振り返り、それぞれの想いを胸に出席する。『サークル・オブ・フレンズ』の作者が、家族とは、人生とは何かを哀感を込めて描いた心温まる物語。

ステータス

読んだ

ヒトミさんの感想・評価

メイヴさんの作品を読む度、アイルランドという遠い国、80-90年代という異なる時代で、重んじられることは違っても、個人という単位に目を向ければ、人々の悩みは現代の日本とあまり大差はないのでは、と感じて面白いです。 各々の登場人物の生活が掘り下げられていて、表に見せる顔と、裏で抱える苦悩とのギャップが凄いけど、それが逆にとてもリアルに感じられます。本当に、世の中ってこうやって上手く回ってるんじゃないかなとつい思ってしまうような、作品でした。

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