東京島
桐野 夏生
新潮社
2010年04月26日頃
概要
清子は、暴風雨により、孤島に流れついた。夫との酔狂な世界一周クルーズの最中のこと。その後、日本の若者、謎めいた中国人が漂着する。三十一人、その全てが男だ。救出の見込みは依然なく、夫・隆も喪った。だが、たったひとりの女には違いない。求められ争われ、清子は女王の悦びに震えるー。東京島と名づけられた小宇宙に産み落とされた、新たな創世紀。谷崎潤一郎賞受賞作。
ステータス
読んだ
naoさんの感想・評価
難破し無人島へと打ち上げられた、若い男達と熟年夫婦。 女は1人。となれば展開は想像に容易い。 神となった女の心情は。 そして消えた夫の行方は。 誰も信じられなくなっていく。 恐怖から起こる精神崩壊。 島を支配するものは、性か、宗教か、暴力か。 人間の本質を嫌でも見せられます。
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