naoわたしが・棄てた・女
わたしが・棄てた・女

わたしが・棄てた・女

遠藤周作

講談社

1983年05月

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naoさんの感想・評価

適当に手にした小説だったが、名作が過ぎる。そう思って後を見ると2008年第92刷発行て。初版が1972年とあるので、やはり長年人々の心を惹きつけてきたのかしら。 セックスをするためだけにミツに近づき一晩で棄てた男。なんのことはない、どこにでもあるありふれた一幕だと思う。でも読んでて苦しい。それは相手がミツだからだろう。 私は、純朴ゆえ生きるのが下手なミツが愛おしい。そして歯痒い。 ミツのような人間が近くにいたのなら、あるいは私の人生感も変わっていたに違いない。 当時の時代背景もあるが、フェミニスト系の人は受け入れ難いかもしれない。

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