趣味の社会学
片岡 栄美
青弓社
2019年09月24日頃
概要
ピエール・ブルデューの問題関心を共有したうえで、社会調査や計量分析を基に、現代日本における文化的オムニボア(文化的雑食性)という特性とジェンダーによる文化の差異を浮き彫りにする。そして、日本で文化の再生産が隠蔽されてきたメカニズムを解き明かす。
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renさんの感想・評価
気になっていた概念だったの読んでみた。 フランスの社会学者ブルデューが唱えた文化資本と社会構造の関係について日本社会ではどのように解釈することができるのか研究した本。日本の男性の文化的エリートはハイカルチャー趣味を排他的に専好するのではなく、大衆的趣味を含めて包括的に専好するという文化的オムニボア仮説は非常に興味深いなと思った。出る杭は打たれるという言葉に代表されるように日本のサラリーマン社会では趣味において卓越化するよりも迎合する方が出世競争において有効なのだろう。
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