あい天、共に在り
天、共に在り

天、共に在り

中村 哲

NHK出版

2013年10月

概要

第1回 城山三郎賞受賞 第4回 梅棹忠夫 山と探検文学賞受賞 困っている人がいたら手を差し伸べるーーそれは普通のことです。 1984年よりパキスタン、アフガニスタンで支援活動を続ける医師・中村哲。治療のために現地へ赴いた日本人の医者が、なぜ1600本もの井戸を掘り、25.5キロにもおよぶ用水路を拓くに至ったのか?「天」(自然)と「縁」(人間)をキーワードに、その数奇な半生をつづった著者初の自伝。

ステータス

読んだ

あいさんの感想・評価

ものすごく面白くて一気読みしてしまいました。一本筋の通った古き良き日本人らしい頑固さ、精神科医になれるメンタルの安定性、子供の頃から野山を駆け巡り登山ができる体があそこまでの偉業を成し遂げる下地だったんですね。 昔の技術を記した書物が残ってる日本の知識や技術があってこその用水路作り。本当に彼でなければ出来なかったことをされたのだなと改めて実感しました。 戦場では撃つことよりも撃たないことの方が勇気がいるし、それをする事で周りからの信頼を得られるというのがさらっと書かれていて、いやいや、それができる人間がどれだけいるのかと思いました。 全てにおいて人命優先が徹底されていて、やはり本質は医者であって、それ以外の何者でもなかったのでしょうね。本当に立派な方です。

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