はんちゃんブッダという男
ブッダという男

ブッダという男

清水 俊史

筑摩書房

2023年12月07日頃

概要

ブッダは本当に差別を否定し万人の平等を唱えた平和主義者だったのか?近代の仏教研究は仏典から神話的装飾を取り除くことで、ブッダを平和主義者で、階級差別や男女差別を批判し、業や輪廻を否定した先駆的人物として描き出してきた。だがそれは近代的価値観を当てはめ、本来の内容を曲解したものにすぎない。では、ブッダの真の偉大さは一体どこにあるのか。これまでのブッダ理解を批判的に検証し、初期仏典を丹念に読みとくことでその先駆性を導き出す革新的ブッダ論。

ステータス

読んだ

はんちゃんさんの感想・評価

新書であるにもかかわらず論を講じる根拠もしっかりと示されていて、説明も端的で明快。仏教でどっちつかずの論題になっているものに対して文献学的な正解を与えてくれるのでとても納得しやすい。

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