分裂病と他者
木村敏
筑摩書房
2007年08月
概要
精神病理から人間存在の本質にいたる思索をさらに深め、分裂病者にとっての「他者」の問題を徹底して掘り下げた木村精神病理学の画期をなす論考。ハイデッガー、西田幾多郎らに加え、デリダ、ラカン、レヴィナスなどの構造主義と正面からわたり合い、自己と他者との関係のありかたを「あいだ=いま」という本質的な項を媒介として見つめ直す。研ぎ澄まされた治療感覚をもって、患者の生き方を知覚し、治癒をめざして真摯な長い対話を重ねる著者の思策と営為。今、「臨床哲学」の地平が開かれる。
ステータス
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灰の旅さんの感想・評価
分裂病、メランコリー、境界例をそれぞれ時間概念との親和性で説明してくれているところが首もげそうなくらい納得した 現象学について勉強してまた戻ってこよう
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