ひきなみ
千早 茜
KADOKAWA
2021年04月30日頃
概要
小学校最後の年、瀬戸内の島で葉は真以に出会った。からかう男子から守ってくれたことを機に、真以に心を寄せ始める葉だったが、真以は何も告げないまま島に潜伏していた脱獄犯の男と姿を消してしまった。裏切られた痛みを抱えて東京に戻り大人になった葉は、上司からのハラスメントに身も心も限界を迎えていた。そんなとき、真以に似た人物をネットで見つけ、激しい動揺に襲われるー。会いたい。今すぐ会って、訊きたい。あの日一体なにがあったのかを。なにも言わずに、いなくなってしまったわけを。
ステータス
読んだ
どんさんの感想・評価
葉が真衣に感じるある種の独占欲が、すごく共感できた。女友達って最強の繋がりなのだけど、でも相手に恋人が出来て自分が一番じゃなくなるときの喪失感はなんなのだろうか。本当に相手のことを想えば嬉しいことのはずなのに、素直に喜べないのは、自分が相手にある種所有している意識があるから?それとも単に自分が一番でない存在になってしまうことが悲しいのか、、、
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