タイタン
野崎 まど
講談社
2023年01月17日
概要
至高のAI『タイタン』により、社会が平和に保たれた未来。人類は労働から解放され自由を謳歌していた。趣味で心理学を嗜む内匠成果も、気ままに生きる一人。だが、ある日、国連の密使が現れ彼女に今や失われたはずの“仕事”を依頼する。それは突如働けなくなってしまったAIコイオスへのカウンセリングだった。“働くこと”の意味を問いかける、日本SF史に残る衝撃作。
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メモ
働いたことのある作者が働いた事のない作中の 主人公の気持ちを想像してかくというリバーシ のような感覚。 p83 悩んでいいことがあると言うならそうする。 p. 155 確かに仕事はあなたの従来な1部、あなたと仕事は切り離せないものと私も思う。けど、全部じゃない。あなたと仕事は=じゃない。あなたにも仕事ではないものはあるの。 p 208 簡単よ。仕事がしたいのかしたくないのかを判断できないのは、仕事についての認識が不足しているから、あなたは仕事とはなんなのかをわかっているつも…
働いたことのある作者が働いた事のない作中の 主人公の気持ちを想像してかくというリバーシ のような感覚。 p83 悩んでいいことがあると言うならそうする。 p. 155 確かに仕事はあなたの従来な1部、あなたと仕事は切り離せないものと私も思う。けど、全部じゃない。あなたと仕事は=じゃない。あなたにも仕事ではないものはあるの。 p 208 簡単よ。仕事がしたいのかしたくないのかを判断できないのは、仕事についての認識が不足しているから、あなたは仕事とはなんなのかをわかっているつもりでわかっていないの。仕事とは一体どんなものなのか、あなたにとって仕事とは何なのか。それがわかれば適切な判断ができる。少なくともわからない不安に苦しむ事はなくなる。 p 209 あなたは立ち上がった。自分で決めて立ち上がった。その結果、あなたが受け止めなければならない。あなたにはその責任がある。 P257 言葉遊びのようだけど。思わないと言う状態も精神活動の1つだから。思わなかったことをまた1つの現象。それを認識することが大切なの。あなた は今何も思わないと思った。 p288 誰にも何も与えないことより、誰かに何かを与えた方が正しい仕事だと私は感じている p321 (好きな場面) 私は、私と対等の立場の少年に向き合った。じゃんけん済みだった。鮭を食べたのはきっと初めての経験だろう。雷は苦しい顔で苦しい体を皿の外に追いやっている。 p423 (ネタバレ内容) …なんだ。 p428 その上、さらに面倒なことに、仕事とか見合ってなければならない。 p430 (ネタバレ内容) 貴方は…たのよ。
読切隊さんの感想・評価
AIに全て任された世界。 だけでなく、解説や帯もAIが多用しており 作品に寄り添いつつ世界観が常に 私達の実生活に関わっている部分があるという 内容の身近さ。 仕事をしている作者が、仕事をした事ない主人公 を書くという状況が面白い。 1番のお気に入りは 燻製シチューを作ってみたい主人公と お客さんに出すから作りたくないタイタンが、 じゃんけんをする場面が好きだ。 人間と人工知能が、じゃんけんする所だけでも 面白いのに、人間が勝つという 展開が面白い。 それを負けたではなく、焦げた料理で、表す所に 作者のセンスを感じる。
この本を読んだ人の感想
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