今日のハチミツ、あしたの私
寺地はるな
角川春樹事務所
2019年03月13日頃
概要
蜂蜜をもうひと匙足せば、あなたの明日は今日より良くなるー。「明日なんて来なければいい」と思っていた中学生のころ、碧は見知らぬ女の人から小さな蜂蜜の瓶をもらった。それから十六年、三十歳になった碧は恋人の故郷で蜂蜜園の手伝いを始めることに。頼りない恋人の安西、養蜂家の黒江とその娘の朝花、スナックのママをしているあざみさん…さまざまな人と出会う、かけがえのない日々。心ふるえる長篇小説。
ステータス
読んだ
なるみさんの感想・評価
主人公である碧の行動力に圧倒された。いろんな人と関わることでどんどん強くなるのも読んでいて爽快だ。 恋人の安西が幼稚なクズ男すぎてイライラするが、それがあるからこそ碧がより一層輝いて見える。 一番魅力的なのはやはり黒江さんだし、この物語の真の主人公とも言える。絶対みんな彼を好きになるだろう。 キャラクターが皆キラリと光る個性を持っていて、セリフひとつでも何度も読み返したくなる説得力がある。 表紙につられて買ったが、期待以上の傑作だった。
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