更級日記
江國 香織
河出書房新社
2023年11月07日
概要
名作、菅原孝標女「更級日記」が江國香織訳で鮮やかに甦る。東国・上総で「源氏物語」に憧れて育った少女が父の帰京に伴い、京で念願の物語を入手する。宮仕えと結婚を経てやがて物詣でに励み、晩年は寂寥感の中、仏教に帰依してゆく。読み継がれる平安時代の傑作日記文学。
ステータス
読んだ
メモ
平安時代の文学オタク(筆者菅原孝標女)と現代のオタクと共感点が多々ある。やっぱ聖地巡礼するんだ。宇治に来た時に「源氏物語にでてきたとこだ」って興奮している。人と別れたり、花が散るだけで和歌で泣いたりするのだが、現代のオタク独特の誇張表現は和歌のセンスの名残の感受性なのかもしれん。 旅の描写が今と違いすぎて凄い。当然移動手段は徒歩しかないですから、家族皆で数週間歩くわけです。関東はまだ草っぱらなので、ひたすら荒野を歩いて京都に向かう描写が続く。足柄山の名前が出てきて、彼女もあ…
平安時代の文学オタク(筆者菅原孝標女)と現代のオタクと共感点が多々ある。やっぱ聖地巡礼するんだ。宇治に来た時に「源氏物語にでてきたとこだ」って興奮している。人と別れたり、花が散るだけで和歌で泣いたりするのだが、現代のオタク独特の誇張表現は和歌のセンスの名残の感受性なのかもしれん。 旅の描写が今と違いすぎて凄い。当然移動手段は徒歩しかないですから、家族皆で数週間歩くわけです。関東はまだ草っぱらなので、ひたすら荒野を歩いて京都に向かう描写が続く。足柄山の名前が出てきて、彼女もあの辺りを歩いたんだなあと神奈川県民の私は思う。 寺籠もりって読経とかするのか?貴族でない一般人でもやるもんなのだろうか?何をするとは書いてなかったので気になった。
なつめさんの感想・評価
平安時代の文学オタク(筆者菅原孝標女)と現代のオタクと共感点が多々ある。やっぱ聖地巡礼するんだ。宇治に来た時に「源氏物語にでてきたとこだ」って興奮している。人と別れたり、花が散るだけで和歌で泣いたりするのだが、現代のオタク独特の誇張表現は和歌のセンスの名残の感受性なのかもしれない。 旅の描写が今と違いすぎて興味深い。当然移動手段は徒歩しかないですから、家族皆で数週間歩くわけです。関東はまだ草っぱらなので、ひたすら荒野を歩いて京都に向かう描写が続く。足柄山の名前が出てきて、彼女もあの辺りを歩いたんだなあと神奈川県民の私は思う。 寺籠もりって読経とかするのか?貴族でない一般人でもやるもんなのだろうか?何をするとは書いてなかったので気になった。
この本を読んだ人の感想
ショップ
いいね!
あなたの感想も、読書仲間へ
ブックミーで読んだ本を記録して、感想を共有できます。