プラトン哲学への旅
納富 信留
NHK出版
2019年10月10日頃
概要
愛することが哲学だ えっ!? 紀元前のアテナイでソクラテスと愛について対話する? 当代一のプラトン研究者が、名著『饗宴』を再現して挑む、驚きのギリシア哲学入門書! 本書は、哲学者プラトンの代表作で、古代ギリシア語の散文作品として名高い『饗宴』のなかに、語り手の「私」(「現代からの客人」)が列席し、ソクラテスら演説者たちと「愛(エロース)」をテーマに競演する、類を見ない教養新書である。「哲学(フィロソフィア)」という言葉は「知(ソフィア)」を「愛し求める(フィレイン)」という意味の合成語。哲学=愛であることが、いま明かされる。 まえがき ペロポネソス戦争時のギリシア プラトン『饗宴』篇の構成 人物紹介 関連年表 第一話 誘う──アカデメイアに立つ 一つの旅 古代ギリシア アカデメイアの杜 学園訪問 パピルス巻物 第二話 競う──恋愛とはどんなものか 朗読会 声の連鎖 祝勝宴会 アリストデモスの誘い ソクラテス登場 愛をめぐる言論 聖なるエロースと世俗のエロース 宇宙的エロース 第三話 求める──欲望は満たされるか 半分になった人間 主役の演説 ソクラテスの問答 エロースは神ではない 欲望としての愛 私たちは何者か? 第四話 出会う──美のイデアを目指して 美の中で出産する 愛の導き 美の上昇 イデアと出会う 洞窟の中で 第五話 乱れる──愛することが哲学だ アルキビアデス乱入 ソクラテス礼賛 かけがえのない愛 饗宴の幕引き 付録 パロディーの哲学 あとがき
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