🎵弱法師
弱法師

弱法師

中山 可穂

文藝春秋

2007年02月09日頃

概要

かなわぬ恋こそ、美しいー雨の気配を滲ませた母子に宿命的に惹かれ、人生設計を投げ捨てたエリート医師(「弱法師」)。編集者の愛を得るために小説を捧げ続けた若き作家(「卒塔婆小町」)。父と母、伯母の不可思議な関係に胸をふるわせる少女(「浮舟」)。能のモチーフをちりばめ、身を滅ぼすほどの激しい恋情が燃えたつ珠玉の三篇。

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最初の10ページで心を掴まれた。文章は淡々としているのに繊細で品があって読みやすかった。 恋に溺れ人生が崩壊する登場人物の退廃的で耽美な描写が良かった。こういう出会いがあるから読者って素晴らしいなと思った。 (Wikipediaメモ) 人間存在の根源に迫る意欲的な作品を発表し続けている。研ぎ澄まされた硬質で繊細な文章と深い叙情性、他に類を見ない濃密かつ切実な作風で知られ、極めて寡作ながら、読者の熱い支持を集めている。

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