ここは退屈迎えに来て
山内 マリコ
幻冬舎
2014年04月
概要
そばにいても離れていても、私の心はいつも君を呼んでいるー。都会からUターンした30歳、結婚相談所に駆け込む親友同士、売れ残りの男子としぶしぶ寝る23歳、処女喪失に奔走する女子高生…ありふれた地方都市で、どこまでも続く日常を生きる8人の女の子。居場所を求める繊細な心模様を、クールな筆致で鮮やかに描いた心潤う連作小説。
ステータス
読んだ
みありさんの感想・評価
地方育ちの女の子にしか分からない話かもしれません。みんな自分を他の人とは違う何かを持った特別な人だと思い込んでいて、都会に出れば何かが変わると思い込んでいます。けれどタイトルからも分かるように、「ここは退屈迎えにきて」と能動性が感じられない。もちろんそれでは何かが変わるはずもなく、退屈なままなのである。それが上手に描かれていました。
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