羆(ひぐま)
吉村 昭
新潮社
1985年07月25日頃
概要
愛する若妻を殺した羆を追って雪山深く分け入る中年猟師の執念と矜持を描いた表題作。会社勤めをやめて蘭鋳の飼育と交配に熱中する病的なほどに潔癖な男の内面を浮き彫りにした「蘭鋳」。隻眼ながら圧倒的な強さを誇る王者黒駒に銘鶏正宗を擁して凄惨な闘いを挑む軍鶏師の鬱屈した心情を描く「軍鶏」。生き物の生態や習性の綿密な取材に基づいて、生き様と人間のかかわりを探る5編。
ステータス
読んだ
たけさんの感想・評価
久しぶりに感想を投稿。 吉村昭さん、やっぱり大好きです。3作読んで3作とも抜群に自分に合っていました。 本作は生き物の生態と人間の生き様の交わりをテーマにした短編集です。 育ててきた羆に最愛の妻を殺された「羆」。 富豪の家長である兄が没頭する「蘭鋳」と彼を取り巻く女の業。 などなど。 すべての編が、もの悲しく、うら淋しく、けれど業にしがみつきながら生きていく姿には一種の恍惚とした視線を投げかけずにはいられません。 吉村昭さんの作品に出会えてよかった。
この本を読んだ人の感想
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コメント
同じ羆繋がりで吉村さんの「羆嵐」も良かったですよ( ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾♡
naoさんおひさしぶりです!いつも投稿楽しみにしてます✨️ 実は羆嵐を読みたくて間違えて買っちゃったんですよ笑!羆嵐読みたいです🙌❣️
たけさんー( ´͈ ꒫ `͈ )◞♡ たいした投稿してないですけど嬉しいです( ´艸`)私もいつも楽しみにしてますよ。 たけさんおっちょこちょいꉂ(ˊᗜˋ*)