マーブル館殺人事件 下
アンソニー・ホロヴィッツ/山田 蘭
東京創元社
2025年09月11日頃
概要
『ピュント最後の事件』に若手作家が仕掛けた企みとは? 驚きに次ぐ驚きが待つ、 〈カササギ殺人事件〉シリーズ最新刊! 若手作家エリオット・クレイスが書き継ぐことになった〈アティカス・ピュント〉シリーズの新作『ピュント最後の事件』。編集者のわたし、スーザン・ライランドは、作品世界とエリオットの生い立ちの間に多くの類似点があるのを知る。エリオットは途中まで書かれたこの新作で何をたくらんでいるのか? 世界的な児童文学作家だった、彼の祖母の死に何かがあったのか? 『カササギ殺人事件』『ヨルガオ殺人事件』に続く、傑作犯人当てミステリ!解説=吉野仁
ステータス
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月うさぎさんの感想・評価
いかにもホロヴィッツ。アティカス・ピュント。待ってました! 「ホロヴィッツらしさ」について私の意見を言わせてもらうと ・まずはなんといってもユーモアセンス 声を出して笑ってしまう箇所が1箇所は必ずある 「アナグラムとけるかピ」(爆!) ・脚本家らしく映像映えする舞台やキャスティング (なんと今回はドラマ化ありきで小説の執筆と脚本を同時進行していたらしい!) ・アナグラムを仕込んでくる ・ホロヴィッツ本人の本音やロンドンでの実生活が垣間見える ・女性のキャラクターが多様であり、かつ良く書けている (特に純文学においてこれが決定的にできていない男性作家が多すぎ) →その結果、本シリーズの主人公の一人「スーザン・ライランド」を好きになれない男性が多くいそう。男にとってご都合のいい女ではないし、欠点のある正直で主体的な仕事人間だから。男尊女卑の男性は受け付けないキャラクターだと思う。 ・フェアネスを大事にしている。手がかりはきちんと書く。なので推理好きならある程度流れは読めるはず。でも辻褄が合う納得感があるので決して面白くないとはならない。 →今回、引っかかったところも多々あったが、そこが作者の計算だった事が後に判明。 ・アガサ・クリスティへのオマージュ 「死との約束」などなどを思い出さずにいられない。物語の設定や人物に要素を取り入れているのがわかる。 前2作と同様キャストでのドラマ化も楽しみ! (ドラマも視聴しているが観る価値あり。小説から改変している点など、作者本人の意図なのですごくいいし、ドラマならではの演出も上手で評価も高い) でも映画にするならアティカス・ピュントはマッツ・ミケルセンにしてあげてほしい。 銀縁眼鏡👓も必須アイテムでね🥰
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