これでもいいのだ
ジェーン・スー
中央公論新社
2023年01月20日
概要
等身大の言葉たちが疲れた頭にじんわり染みて、 きつく絡まった思考回路がほろほろとほどけていく ーー宇垣美里さん(解説より) 思ってた未来とは違うけど、これはこれで、いい感じ。疲れた心にじんわりしみこむエッセイ66篇。 私だってモデルサイズ/「女子アナ」が勝利するとき/私の私による私のためのオバさん宣言/コンプレックスと欲のバランス/初々しい、男たちのダイエット/ありもの恨み/選択的おひとり様マザー/「一生モノ」とは言うけれど/勉強しておけばよかった ほか。 私たち、これでもいいのだ!
ステータス
読んだ
Ayumiさんの感想・評価
ジェーンスーさんの本を読むのは3冊目だけど、読むたびに彼女への愛が育つ。 ラジオ「相談は踊る」では素晴らしい分析力で、書かれていないことまでも汲み取り、次々お悩みに答えていくかっこいい彼女の等身大の生活は、40代女性にとって共感出来ることばかり。 自転車でコケて不機嫌になる。昔着られた喪服がパッツパツ。ツーカー(死語)の女友達との食事が楽しい。世に溢れる偏見を目の当たりにする。 どのエピソードも、面白くて、身近で、そしてとても等身大。自分をよく見せようとか、お洒落ぶろうとか、そういうのは一切なくて「わたしは面倒くさがりで、矛盾も抱えながら毎日生きてる40代(当時)女性です!」と堂々とズボラエピソードなどを披露してくれていて、友達の話を聞いているように楽しめる。 スーさんはあまり読書をしないそうだけど、その割には言葉の選び方が天才的なのもすごい。比喩表現や、物事の捉え方が文学的だったりして、本当に読んでいて楽しい一冊。
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