Ayumi生きるとか死ぬとか父親とか
生きるとか死ぬとか父親とか

生きるとか死ぬとか父親とか

ジェーン・スー

新潮社

2021年02月27日頃

概要

母を亡くして約二十年。私にとって七十代の父はただ一人の肉親だ。だが私は父のことを何も知らない。そう気づき、父について書こうと決めた。母との馴れ初め、戦時中の体験、事業の成功と失敗。人たらしの父に振り回されつつ、見えてきた父という人、呼び起される記憶。そして私は目を背けてきた事実に向き合うー。誰もが家族を思い浮かべずにはいられない、愛憎混じる、父と娘の本当の物語。

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Ayumiさんの感想・評価

20年以上前にお母さまを亡くして、高齢のお父さまと二人家族のスーさん。 ラジオでも度々「問題父」であると言っているし、著書を読めばなるほどなんだけど、彼女の家族愛を深く感じた一冊。 うちも父の事業が失敗して狂った家族。わたしは父と話し合うこともなく、彼の人生を理解することもないまま、永遠に別れてしまった。 どんなに父親に振り回されても、父という人を「個人」として理解しようと歩み寄るスーさんが、なんて大人なんだろう、なんて心の広い人なんだろう、と、最後は泣けてしまった。

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