スモールワールズ
一穂 ミチ
講談社
2023年10月13日
概要
2022年本屋大賞第3位 第43回吉川英治文学新人賞受賞! 共感と絶賛の声をあつめた宝物のような1冊。 夫婦、親子、姉弟、先輩と後輩、知り合うはずのなかった他人ーー書下ろし掌編を加えた、七つの「小さな世界」。生きてゆくなかで抱える小さな喜び、もどかしさ、苛立ち、諦めや希望を丹念に掬い集めて紡がれた物語が、読む者の心の揺らぎにも静かに寄り添ってゆく。吉川英治文学新人賞受賞、珠玉の短編集。 ままならない、けれど愛おしい 「小さな世界」たち。
ステータス
読んだ
Ayumiさんの感想・評価
大好きな一穂ミチさんの人気作品。個人的に、彼女の持ち味が最大限活かされているのが短編集だと思っているので(もちろん長編も良いのだけど)、読んでしまうのが勿体無くてなかなか読めずにいた本だけど、一度読んだらあまりに面白くて、これまでに何度か読み返している。 個性的なお姉ちゃんが愛おしい「魔王の帰還」、終始ほわほわとした不思議な空気感が漂いながら最後にピリッと締めてくる「ピクニック」。犯罪者とその被害者遺族の文通で物語が進む「花うた」には泣いてしまった。 それぞれの短編がほんの少しずつ繋がっている仕掛けも好き。
この本を読んだ人の感想
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