フクダじつは残酷な「ほめ育て社会」
じつは残酷な「ほめ育て社会」

じつは残酷な「ほめ育て社会」

榎本 博明

日経BP 日本経済新聞出版

2026年05月09日頃

概要

我々はいつの間にか「ほめて育てる社会」に慣れ、叱る・叱られることが本当に下手になってしまった。しかし、今後待っているのは、自分から奮起することができない人はおいていかれる残酷社会だ。叱られることがないので現状で満足してしまう人と、自分を成長させたいと努める人との差が、知らぬ間に大きくなってしまう社会である。 自分で能力を伸ばす意識が習慣化できていない人は、自分を成長させることができなくなる。そのために特に必要となる力は、レジリエンス(立ち直る力)とメタ認知が代表的なものになるだろう。どんなに自分が追い込まれても、自分から立て直す能力、また、周囲における自分の立ち位置を把握し、何をしていくべきかを意識できる力が求められる。 第1章 「ほめられること」「ほめること」の心地よさ 第2章  ほめるばかりの環境では素質の差がもろに出るー凡人にはかえって厳しい? 第3章 「ほめ育て社会」はだれに都合がいいのか 第4章 「ほめ育て社会」では自己コントロール力のある人間しか生き抜けない 第5章  ゆるい会社に危機感を抱く若者たち 第6章  予測のつかない社会を生き抜く力

ステータス

読んだ

メモ

1章 褒めるは心地が良い 言われる方も言う方も楽 2章 社会の荒波を自分で越えていけるのか レジリエンスを鍛える 欲求不満耐性 褒めてもらえなくても、結果に報われなくても頑張り続けることができるか ほめ育てたど、メタ認知をどう鍛えるのか? これでいいのか? うまくいっていないのはどこか? どのように改善するか? 厳しく指導することが難しい今の時代、自分を奮い立たせることができる人しか伸びていくことは出来ない。立ちはだかる壁を乗り越えていけない。 3章 ほめ育て社会は…

1章 褒めるは心地が良い 言われる方も言う方も楽 2章 社会の荒波を自分で越えていけるのか レジリエンスを鍛える 欲求不満耐性 褒めてもらえなくても、結果に報われなくても頑張り続けることができるか ほめ育てたど、メタ認知をどう鍛えるのか? これでいいのか? うまくいっていないのはどこか? どのように改善するか? 厳しく指導することが難しい今の時代、自分を奮い立たせることができる人しか伸びていくことは出来ない。立ちはだかる壁を乗り越えていけない。 3章 ほめ育て社会は誰にたって都合がいいのか 褒める側である 楽、リスクを負わない 保身 4章 幼少期の自己コントロールは長期的に様々な効力がある 衝動的でカッとなる ①心の健康が損なわれる →怒りの感情を発散させると、気まずさや後味の悪さが残り、ネガティブな気分になり、心の健康が損なわれる。 ②モチベーションが下がる。 →一時的にスッキリしても、その後、後悔の念に駆られ、自己嫌悪になる。 ③冷静な判断が出来なくなる。 →ネガティブな視点からしか物事をとらえられなくなる。 ④人間関係が悪くなる ⑤評価を下げる 非認知能力は対自的能力(自分の心を把握する)と対他的能力(他人の心の状態を理解し適切に対応する)に分けることができる。 非認知能力が高いほど、学業成績が良好なこと、仕事の成績が良好なこと、人間関係が良好なこと、幸福度が高いこと、人生に対する満足度が高いこと、身体的健康度が高いこと、抑うつ傾向が低いこと、孤独を感じにくいことが報告されている。 第6章 感情反応を抑え、認知反応を促進する ①一呼吸おく ②セルフトーク ③相手の立場に立つ ④上から目線 不安や自信のなさが仕事力向上につながる レジリエンスの高い人の特徴 ①加点方的発想によって、積極的に行動できる ②認知反応で気持ちの切り替えができる ③ネガティブな出来事もポジションな意味を見出すことができる ④本当の自己受容ができている ⑤失敗を恐れない ⑥結果に囚われすぎにプロセスを楽しむ ⑦負荷のかかる状況で頑張った経験がある

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